【任意売却】最近のお問い合わせ傾向パート2
【前回の続き】まず、住宅ローンの支払いを止めると、1から2か月目で
銀行から、引き落としが出来ていない旨、通知が届きます。
弊社ではこの辺りで銀行の担当者に連絡を入れます。
世間では、1~2か月の滞納で、すぐにの申し立てになる。いきなりブラックリスト
になり、カードも使えなくなると勘違いされていますが、
2.3か月の滞納ではそのようなことはございません。
銀行の担当者に連絡を入れて、お客様が、今月の支払いも困難な為、
しばらく支払いが出来ない。
場合によっては弁護士の相談も視野に入れている。2.3か月の間には、
全額完済の金額で、売却をする。
旨を担当者に説明します。きちんと申し出れば、すぐに競売の申し立てはしてきませんし、
信用情報にも延滞の履歴が出るだけで、保証会社に代位弁済となるまでは、
イワユル、ブラックにはなりません。
その間お客様には、支払いを止める代わりに、なるべく貯金をしていただきます。
銀行に申し出れば、保証会社に債権が移るイワユル代位弁済まで、
約6か月くらいの猶予は頂ける場合が多いです。
その間に全額完済の金額で売却活動を行います。
それでも売れない場合、保証会社に債権が移り、債務超過での交渉を保証会社としていきます。
つまり、最悪債務超過になってもで売れる準備をしながら、
なるべく全額完済のできる金額で売却を行っていくのです。
最近では8割以上の確率で、6か月の間に全額完済のできる金額で売却が出来ています。
その際、今までの残高と、約半年間の延滞金を売却額から支払いますが、延滞金は約14.5%
と高いのですが、それは残代金(例えば3000万円)に対する14.5%ではありません。
(間違ったことを書いてあるサイトも多いです)
あくまでも月々の支払い額に対してかかるだけです。
つまり月の支払いは10万円なら半年間で60万円、の年利が14.5%で87,000円。
半年ですからその半分の43,500円ほどです。少しもったいないようですが、
無理に支払えない10万円を毎月支払うよりも、止めた状態で住み続けて、売却時にまとめて払う方が、良い場合も多いといえます。
その場合、個人情報にも大したキズは残らず、カードなども今まで通り使えます。
その様に、早めにご相談をしてくだされば、今月が支払いが難しい!という方でも、
借り入れなどもせずにお手元にもお金を残しスムーズに売却が出来るケースが良くあるのです。